寺田てら先生の個展「Chroma」に行った

寺田てら先生のイラストかわいいのぅ...

寺田てら個展「Chroma」

``https://art.parco.jp/parcomuseum/detail/?id=1254''のスクショ

イラストレーターの「寺田てら」先生の個展に行った.会場は池袋PARCO7階で,入り口では女の子が来場者をじっと見つめていた.(下図)

寺田てら個展Chromaの入り口

受付を済ませ入り口を潜り抜けると,部屋中が先生の作品で溢れていた.イラストの展示にも工夫が施されており,圧巻であった.ほんとしゅごかった.

一番気に入った展示

入り口を潜り抜けると早速お出迎え.でもただのアクリルパネルではないようで...?

最初の展示物(5枚重ね合わせた特大アクリルパネル)

まず二人の女の子がドンと目の前に現れた.二人の女の子の後ろには,とにかくいろんなアイテムが詰め込まれていた.情報の多い作品だ.さらにパネルを見つめていると,後ろのごちゃごちゃしたアイテムに二人が押し出されているような印象があった.「こちらに迫ってきている」という圧力を肌に強く感じ,緊張感をしてきた.飛び出してきている...?

正面から見てもわかるが,キャラクターやアイテムのイラストを5枚のアクリルパネルに分けてプリントし,重ねた展示物となっていた.横からこの展示物を見ると,パネルの重なりがよくわかる.(下図)普段目にする二次元画像とは異なり,階層構造を持つ二次元画像となっていた.文字通り,厚みがあった.

5枚のアクリルパネル

注目を集める黄色ということで,僕らへ初めのメッセージと勝手に解釈.ここから先,三次元の空間に飛び出してきたキャラクターたちと物理的にあなたたちと近づくことになるよ.寺田てら先生の作品の世界との境界が曖昧になり,僕らが先生の作品の中に迷い込む画廊が始まるよ.

ファンサ

先生のファンサが手厚かった.画廊の出口付近では来場者一人一人と沢山お話して,さらにはツーショットの撮影までサービスされていた.(全スケジュールでやっているとは限らない)ファンにとってはこれ以上ないほど至福の時間だろう.

私もツーショットを撮影していただき,お話もさせていただいた.先生を知ったきっかけを尋ねられたので,ピノキオピーさんの「ねぇねぇねぇ。」からだと返した.この曲のMVのイラストを先生が描いたのだ.すると先生は,少し前にピノキオピーさんが来ていたと言い,壁のサインを指差した.どうやら先生の元には,各方面のクリエイターさんや有名な方が駆けつけていたようだ.これほど有名で実力のある方が,只今目の前で私に話しかけている.何が起きているんだ,あわあわ.

グッズと画集

画廊の出口ではグッズを販売していた.クリアファイルやアクリルフィギュアなどを何点か購入した.

無論,作品集も購入した.非常に肉厚であり,手に取ると重みをしっかりと感じ,お気に入りの作品ときっと出会えそうだ.カバーも特別なデザインになっており,目だけでなく指先でも楽しめる.